これは2016.02.06のリニューアル前のAudacity講座のログです。
リニューアル後のページはこちらです。
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ここでは、使用頻度が高いと思われるエフェクト(「効果」)のみ紹介します。
便利な使い方や注意事項の説明です。
☆初めに
効果をかけたい部分を「選択ツール」で範囲選択してください。
☆増幅
「効果」→「増幅」をクリックして、始めに出ている値のままOKをクリックすれば、最大音量になります。
初めに出ている値より大きくすると、音が割れてしまうので気をつけてください。
「ごく部分的に音量が大きいところがあるせいで、全体的な音量が上げられない!」とお困りの方は、「超簡単に音圧を上げる方法」をご覧ください。「マキシマイザー VST フリー」で検索するのもアリです。
AudacityをVST対応にする方法は、こちらでご確認ください。
☆「スピードの変更」と「テンポの変更」と「ピッチの変更」の違い
スピードの変更・・・音の速さを速くすると音が高くなり、遅くすると音が低くなる。
テンポの変更・・・テンポを変えても音の高さはそのまま。速さだけを変えられる。
ピッチの変更・・・ピッチを変えても音の速さはそのまま。音の高さだけを変えられる。
☆低域の強調
音に厚みを持たせたいときなどに使います。
「どの周波数の音をどの程度増幅するか」を決められます。周波数は、数値が小さいほど低い音を示します。
後述の「イコライゼーション」があればいらない機能なのですが、イコライゼーションの意味が分からなかったころはお世話になりました。
☆前後を反転
波形を前後反転させ、逆再生した時の音にする機能です。
音をいじっているとき、息抜きに試してみると新たな発見がありそうです。新感覚のサウンドを作りたいときにお薦め。
音楽の逆再生もこれでできるので、お気に入りの一曲で試してみてはいかがでしょうか^^
☆ノイズの除去
別のページで特集しているので、そちらをご覧ください。
☆Gverb(リバーブ)
別のページで特集しているので、そちらをご覧ください。
☆イコライゼーション
特定の周波数の音域を大きくしたり小さくしたりするのに使います。
初めにまず、「曲線を選択」をクリックして、サンプルを見てみてください。
各周波数のところにあるバーを上下に動かすことによって、局所的に音量を変えることができます。0dbのところに曲線の点が来ている音域は、大きくも小さくもなりません。
この画像では、100Hzまでが音量を下げられています。
右下にある「平坦」をクリックすると、すべてのバーが0dbのところに来て、グラフも平坦になります。
左下では「グラフィックイコライザ」か「カーブの描写」を選べます。
「カーブの描写」に切り替えると、曲線をマウスで描くことができます。
ただし、「平坦」をクリックしてからでないと、点がたくさんあって困ったことになります。
この画像を拡大していただければ、「点がたくさんあって困る」の意味が分かると思います。
このままでは、なめらかな線は描けません。
「カーブの描写」に切り替えて作業をするときは、「平坦」をクリックしてください。そうすれば、必要なところにだけ自分で点を作ることができます。
上が「カーブ描画」、下が「グラフィックイコライザ」の状態です。
グラフィックイコライザでなだらかな曲線・直線を描くのは大変ですが、カーブ描画で左右に点を打ち、上下にずらせば、簡単に線が作れます。
「保存」をクリックすると、現在表示されている曲線に好きな名前を付けて保存することができます。
一度保存したら、Audacityを終了してもデータが残ります。(不要になったら「削除」してください)
以後、「曲線を選択」の一覧から、オリジナルの曲線を選択できるようになります。
Audacityを自分専用にカスタマイズして、いい気分を味わってみてはいかがでしょうか(笑)
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