2012年3月26日
誰でも簡単・お手軽・適当に音圧を上げられる方法をご紹介します。
全くマスタリング系の知識のない僕でもできるんだから本当です。
※「ただ単に音が大きくなればいい、それ以外にこだわりはない」という人向けです。
音質の向上を目的として音圧を上げようとしていらっしゃる方の参考にはなりません。
◆BuzMaxi3を使えば簡単
「音圧の稼ぎ方」(http://pohwa.adam.ne.jp/you/music/aud/onatu.html)というページのごく初めの方、「御託はいい、俺はとにかく音をでかくしたいんだ」の下にある画像通りにするだけで、音の感じはそのままで音圧を上げることができます。
◆この方法を使うための準備
無料VSTプラグイン「BuzMaxi3」をここからダウンロードします。
※2015年11月4日追記
公式サイトが消えてしまっているため、上記のリンクからダウンロードできなくなっていました。現在はVSTPLANETという海外のVST紹介サイトからダウンロードできます。
それをフリー波形編集ソフト「Audacity」のプラグインフォルダに入れます。
Audacityについては当サイトの他のページで分かりやすく説明していますので参考にしてください。
◆やり方
Make Up以外は1.0にします。
Make Upを大きくすればするほど音圧も高くなりますが、やりすぎると音割れするので、まずは2.0くらいから初めて徐々に上げていくのがいいと思います。
2.0でも割れてしまう可能性もあるので、エフェクトをかけたら必ず全部再生して確認ください。
2016.10.03 追記
BuzMaxi3かAudacityのバージョンアップにより、表示が変わったので補足します。
Out Ceilingを0に、Spectrumをoffに、Metersをoffに、Modeをsmoothにしてください。そうすると、旧バージョンでMale Up以外の数値を1.0にするのと同じになります。Make Upで音圧を上げる度合いを設定するのは変わりません。
◆重要:ノイズ回避
バグなのか何なのか分かりませんが、音割れはしていないのに局所的にノイズが入ることがあります。
しかし、曲の最後に30秒ほどの無音を入れてからエフェクトをかければ(何故か)回避できるので、それほど重大な欠点でもないでしょう。
2016.10.03 追記
原因がBuzMaxi3にあったのかAudacityにあったのかは分かりませんが、最近のバージョンではこの現象は確認できないので、バグは直ったようです。