2013年9月15日
僕はいわゆる「魂」の存在は信じていないのですが、生物の、死後も世界に残り続ける影響(因果関係)を魂と呼ぶことは可能だと思います。
「親父の魂はお前の中で生きている」という言い回しは、まさにそういうことですよね。父親の幽霊に取り憑かれているという意味ではなく、父親の愛や教えが、子供の中で生き続けているという意味ですから。
だとすれば、死後も永遠に魂(影響)は残り続けるでしょう。
父親から影響を受けた子供が、今度は周囲の人や物体に影響を及ぼしていく。その連鎖は、例え人類が絶滅したとしても、世界がなくなってしまわない限りは続きます。
すべてのものは緻密に影響を与え合って成立しています。
この指先のわずかな動きさえ、エネルギー形態を変えながら拡散して巡り巡って、間接的には宇宙の果てにまでものすごーーーく小さな影響を及ぼしていると、僕には思えるんです。
言うなればエネルギーのドミノ倒しですね!