卒業論文 日本人の「食」の思想
E・S・モース著、石川欣一訳『日本その日その日 2 〔全3巻〕』平凡社,1970年
石田戢『現代日本人の動物観 動物とのあやしげな関係』ビイング・ネット・プレス,2008年
江原絢子監修、佐藤正光著『「日本人」を知る本――人・心・衣・食・住[4]日本人の食事』岩崎書店,2004年
江原絢子、東四柳祥子『日本の食文化史年表』吉川弘文館,2011年
岡田哲『とんかつの誕生』講談社,2000年
鎌田慧『ドキュメント 屠場』岩波書店,1998年
川辺長次郎『日本食肉史年表』食肉通信社,1980年
共同訳聖書実行委員会『聖書 新共同訳 ― 旧約聖書続編つき』日本聖書協会,1987,1988年
宮内庁『明治天皇紀 第二』吉川弘文館,1969年
慶応義塾「肉食せざるべからず」『福澤諭吉全集 第8巻』岩波書店,1960年
西郷竹彦『<現代教育101選> 34 虚構としての文学』国土社,1991年
坂本太郎、家永三郎、井上光貞、大野晋校注『日本書紀 下 日本古典文学大系68』岩波書店,1965年
鯖田豊之『肉食の思想―ヨーロッパ精神の再発見』中央公論新社,1966年
鈴木大拙「米国通信(僧侶の肉食に就きて)」『鈴木大拙全集 第二十七巻』岩波書店,1970年
立川武蔵『日本仏教の思想』講談社,1995年
中村生雄「殺生罪業観と草木成仏思想」『狩猟と供犠の文化誌 [叢書・文化学の越境14]』森話社,2007年
中村生雄『日本人の宗教と動物観―殺生と肉食―』吉川弘文館,2010年
中村隆、前田忠彦、土屋隆裕、松本渉『統計数理研究所 研究リポート99 国民性の研究 第12次全国調査-2008年全国調査-』大学共同利用法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所,2009年
原田信男『なぜ生命は捧げられるか――日本の動物供犠』御茶の水書房,2012年
原田信男『日本の食はどう変わってきたか 神の食事から魚肉ソーセージまで』角川学芸出版,2013年
菱沼勇『日本の自然神』有峰書店新社,1985年
文化庁文化部宗務課『宗教年鑑 平成24年度版』文化庁,2013年
宮沢賢治「ビヂテリアン大祭」『【新】校本宮澤賢治全集 第九巻 童話Ⅱ 本文篇』筑摩書房,1995年
宮沢賢治『【新】校本宮澤賢治全集 第十五巻 書簡 本文篇』筑摩書房,1995年
湯浅博雄「聖なるもの/呪われたもの」『岩波講座 現代社会学 第7巻 〈聖なるもの/呪われたもの〉の社会学』岩波書店,1996年
『読売新聞』2008年5月30日朝刊25面「宗教観 本社連続世論調査」(筆・?田知久、戸丸由紀子、米川丈士)
ルイス・フロイス著、岡田章雄訳『ヨーロッパ文化と日本文化』岩波書店,1991年
渡邊實『日本食生活史』吉川弘文館,1964年
NPO法人日本ベジタリアン協会(最終閲覧日:2013年12月19日)
http://www.jpvs.org/
菜食のススメ(最終閲覧日:2013年12月19日)
http://saisyoku.com/
特定非営利活動法人アニマルライツセンター(最終閲覧日:2013年12月19日)
http://www.arcj.info/
特定非営利活動法人アニマルライツセンター「動物はあなたのごはんじゃない」(最終閲覧日:2013年12月19日)
http://www.hopeforanimals.org/
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―― 【 目 次 】 ――
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要約
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序 | |
第一章 | 屠畜を経験しなかった日本 |
第一節 肉食禁止令の真意 | |
第二節 穢れ観の肥大化 | |
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第二章 | 殺生と向き合う思想の欠如 |
第一節 「かわいそう」との出会い | |
第二節 西洋における屠畜の正当化 | |
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第三章 | 殺生それ自体が残酷であるという意識 |
第一節 日本と西洋の動物観の違い | |
第二節 菜食主義に「偽善」を感じる日本人 | |
第三節 アニミズムと如来蔵思想 | |
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第四章 | 現代日本人は「食」とどう向き合うか |
第一節 無意識の殺生から自覚的な殺生へ | |
第二節 人間、動物、植物を同じ次元に置く | |
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結 | |
参考文献 | ★現在地 |
謝辞 | |
資料1 | ネット上での菜食主義議論 |
資料2 | 質疑応答(口頭試問) |