Audacity講座 小技編 - Re:I

2016.02.07 最新の情報に更新

Audacity講座 小技編

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ここで紹介するのは、 以下の3項目です。

  • 音に厚みを持たせる方法
  • 音を立体的にする方法 その1
  • 音を立体的にする方法 その2
  • 爆発音を作る方法

難しいことはしていないので、初心者の方でもすぐに応用できますよ!

諦めが肝心な小技もあるので、躍起にならず、気楽に試してみてください。

 

 

☆音に厚みを持たせる方法

①トラックをコピーして、もう一つ同じ音のトラックを作る。

②片方の音を「ピッチの変更」で上げる、もしくは下げる。

③二つのトラックを同時に再生してみる。(要するに普通に再生)

④不協和音が生じていたら、ピッチの変更をやり直す。

ピッチの変更の時、音の高さをドレミファソラシ(CDEFGAB)で示してくれるので、もとの音にハモるような高さにするとうまくいくことがあります。

⑤綺麗にできるまでやるか、諦める。

いくらこれをやっても変な音にしかならないものも多いので、3分やってもしっくりくるハモリがなかったら、潔く諦めましょう!

 

 

☆音を立体的にする方法 その1

①トラックをコピーして、もう一つ同じ音のトラックを作る。

②波形を拡大しまくって、片方のトラックだけ、タイムシフトツールでほんの僅かにずらしてください。

ポイントは、本当に少しだけずらすこと。ずらしすぎると、ただの変な音になります。

③再生して聞いてみる。

再生中に片方をMuteにして、②の操作をする前とどちらが良かったか聴き比べてください。

④好みの音になるように、ずれの大きさを調節する。または諦める。

 

上手くいけば、「コーラス」などのエフェクトをかけたような面白い響きになります。

 

 

☆音を立体的にする方法 その2

①②・・・その1と同じ。

③片方のトラックをパンスライダーで右寄りにし、もう片方のトラックを左寄りにする。

右寄り・左寄りの程度はお好みでどうぞ。ただし、両トラックのパンスライダーは同じだけ動かしてください。そうでないと、左右で音量が違ってしまいます。

④再生して聞いてみる。

⑤好みの音になるように、ずれの大きさを調節する。または諦める。

 

上手くいけば、音に立体感・空気感が出ます。

 

 

☆爆発音を作る方法

①「ジェネレーター」→「ノイズ」でホワイトノイズを作る。

②「ピッチの変更」で音を低くする。

イコライザーで高音域を適度に削る。(プレビューを聞きながらお好みで)

④フェードアウトをかける。

この時点で、爆発音のプロトタイプは完成です!

 

⑤持てる技術を駆使して、思い描いた爆発音に近づけていく。

最初の「ドーン」という感じ(爆発する勢い)がほしければ、もう一つトラックを作って、短い爆音を重ねるといいと思います。

使いこなせるなら、イコライザやリバーブなども強い武器になると思います。


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